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楽譜



ドラムの楽譜は他の楽器と違って音階がないリズム譜になります。本来音階を表す場所を各パーツの場所に置き変えて記譜されていますので簡単と言えば簡単です。一度に叩ける場所も手足の4つ分しかありませんので音符のリズムを順を追ってゆっくり見ていけば、簡単なものなら誰にでもわかると思います。
注意・・・ドラム譜は他の楽器と違ってドラム・セットによってパーツの数が違っていたり、叩き手本人にフィルインのフレーズをまかせたりする場合があるので正確な記譜がなされていないときがあります。
まず記譜されてる場所を覚えてください。
一番下で下向きに記されているのがバスドラムと、足で踏んで音を出すハイハットです。
上の方で×印になっているのが金物全般、クラッシュには×印に○がついた形や<のアクセントがついていたり、楽譜によってまちまちですがなんとなくわかると思います。(笑)
ハイハットの上に○がついているときはハイハットのオープン、×のときはハイハット・クローズです。
ライドはハイハットより一段上に記譜されていますが、記譜されてないものもあります。(ハイハットと区別がつかない)
ライドのカップは特別にCやCUPと書かれていたりしますので注意してください。
スネアの場所は変わりませんが、タムの場所は数によって少し増えたりしますが基本の場所はこの通りです。
曲によってパーカッション(カウベルなど)が記譜されることもありますが、必ず注意書きがされているので大丈夫だと思います。


(1) 単純音符と休符
単純音符 休符 長さ
(全音符・全休符を1としたとき)
長さ
(4分音符・4分休符を1としたとき)
拍数
全音符 全休符 1 4 4拍
2分音符 2分休符 1/2 2 2拍
4分音符 4分休符 1/4 1 1拍
8分音符 八分休符 1/8 1/2 1/2拍
16分音符 16分休符 1/16 1/4 1/4拍
32分音符 32分休符 1/32 1/8 1/8拍


(2) 付点音符
名称 記譜 長さ 拍数
付点全音符 6拍
付点2分音符 3拍
付点4分音符 1+1/2拍
付点8分音符 3/4拍
付点16分音符 3/8拍


(3) 連音符
名称 拍子 記譜 意味 分割前の音符
3連音符 本来2等分すべきところを3等分したもの
4連音符 本来3等分すべきところを4等分したもの
5連音符 本来4等分すべきところを5等分したもの
7連音符 本来8等分すべきところを7等分したもの
9連音符 本来8等分すべきところを9等分したもの
: : : :


(4)強弱記号

記号

読み方

意味

ff

フォルティッシモ

きわめて強く

f

フォルテ

強く

mf

メゾフォルテ

やや強く

mp

メゾピアノ

やや弱く

p

ピアノ

弱く

pp

ピアニッシモ

きわめて弱く

強弱は相対的なものです。


(5)だんだん変化する強弱記号

楽語

略号

読み方

記号

意味

crescendo

cresc.

クレッシェンド

だんだん強く

diminuendo

dim.

ディミニュエンド

だんだん弱く

decrescendo

decresc.

デクレッシェンド



(6)テンポの表示
テンポの表示は、基準となる音符が1分間にいくつ入るかを指定します。
4分音符が1分間に120入るテンポ(一分間に4分音符が120回鳴る早さ)でということになり、1拍の長さは0.5秒です。数値が小さくなればテンポが遅くなります。


(7)拍子
拍子とは、その曲がどのようなリズムで演奏されるかを表現するものです。例えば、4/4拍子とは、1小節の中に4分音符を1拍として4拍あることをいいます。3/4拍子とは、1小節の中に4分音符を1拍として3拍あることをいいます。つまり、4/4とは、4分音符が4つ分の長さで1小節が演奏される事を意味します。4/4拍子の曲は通常4拍子の曲といってもいいでしょう。しかし、曲のなかには、4/4以外の拍子で書かれたものもあります。
譜面に書く拍子記号と実際に演奏する拍子とが違う場合があります。6/8拍子で書かれた曲は6拍子の曲かといえば必ずしもそうとはいえません。例えば、6/8の8分音符6個を2+2+2で8分音符2つ分を、1拍でとらえて、3拍子で演奏したりします。
それ以外にも12/8拍子で書かれたものを3+3+3+3で符点4分音符(=8分音符が3つ分)で1拍として4拍子で演奏したりします。